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5.2.非営利の会計の特徴 Q&A

「非営利組織」とは、どのような組織を指すのですか?

具体的には、町内会や自治会、いわゆるNPO法人、OB・OG会、学校法人、社団法人、財団法人、宗教法人、農業法人、市町村や政府も、非営利組織になります。

ざっくり言うと、「会社」や「個人事業主」以外、であり、このように書くと、結構、広い範囲をカバーすることになります。

非営利の会計というけど、普通の「会社」の会計ではダメなの?

会社(いわゆる営利法人)と非営利法人とでは、その本来の目的が、

  • 民間(会社)→利益を最大化することが目的
  • 非営利→収支を均衡させることが目的

と、入口が大きく異なるため、「組織の目的が違えば、その活動を描写する役割の会計の構造も、違うように設計する」、という発想から、会計が分かれています。

特に非営利では、「収益ー費用」ではなく、「収支」と書いている点に留意してください。

収支を突き詰めれば、単なる現金出納帳の世界で済むはずですが、そこに「会計」という枠組みを併存させようとすると、、、、ちょっとヘンな感じになります。

この「ちょっとヘンな感じ」が両者の違いになります。

なお、最近は、「収支均衡というよりも、(会社のように利益の「最大化」まではいかないが)「一定の」利益を追求する」という、営利と非営利のの中間のような組織ぶりが求められています(例 独立行政法人)。

では、その「ちょっとヘンな感じ」は端的にはどこに現れるの?

営利法人(会社)ですと、経営成績を表示するモノは、PL、損益計算書です。

これが、非営利ですと、収支が均衡することを表示するものとして、「資金計算書、収支計算書」を使います。

でも、ベースが会計ですので、BS、貸借対照表があり、複式簿記なので、BSの裏側としてのPLに相当するものもできます。

したがって、「資金計算書、収支計算書」と損益計算書が併存する、という不思議な構造が平成10年前後まで続きましたが、今は、PLは「正味財産増減計算書」という、”PLのようでPLでないモノ”に置き換わっています。

会計が異なると、会計ソフトや仕訳も異なるの?

会社の会計、いわゆる日商簿記3級であれば、「一取引に1つの仕訳」ですが、非営利組織の会計では、PL+収支の2つの仕訳を同時に起こすことになる、というイメージです。

俗に、「一取引二仕訳」と言われる点が特徴です。

この2つ目の仕訳を、①期末にまとめて起こすか、②期中の取引時に起こすか、で会計ソフトの選択肢が変わってきます。

①であれば、「普通の会社用の汎用の会計ソフトで、日商簿記3級的に仕訳を作成し、期末の決算書の作成時に、帳簿の外で、収支に組み替える」という方法をとることが可能です。

そのため、会計ソフトは会社用のものであれば、何でも選択できます。

他方、②の場合には、通常の日商簿記3級の仕訳とは異なる仕訳を作成するため、それ用の会計ソフトを使う必要が生じます。

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